2010年3月22日月曜日

子供の誕生は祝福されるべきでしょうか?

仏教では生老病死は苦であると説かれていますが、その苦の始まりである子供の誕生(生)は祝福されるべきでしょうか?



祝福するしないはさておき仏教では煩悩を完全に取り除かない限り無明と渇愛を原動力として輪廻し続けると説かれています。



死んだら今の苦しみから自由になると思って自殺したとしても、もっと苦しい世界に生まれて過ごすことになれば意味がありません。



生老病死は苦であるという理由で子供を作らなかったとしても輪廻する生命が減る訳でもありません。



生自体は苦であっても地獄、畜生、餓鬼、阿修羅という四悪趣から比べると人間の生は楽と言えます。



そして布施、持戒、修習などの功徳を積むには天界より優れているとさえ説かれています。
天人が亡くなるとき周りの天人が人間に生まれ変わるように願うように勧める話しもあります。



もし得ることが出来た貴重な人間としての生で悪業を多く積むことになるなら祝福はできませんが、その生において善業を多く積むことができるならば祝福出来るのではないでしょうか。



輪廻の教え、縁起の教えを理解して今生で功徳を積めばもし輪廻がなかったとしてもよい人生が送れますし輪廻があれば将来の生で幸せをまた得ることが出来るでしょう。

パスカルに賭けるより仏陀に賭けた方が良いと思います。

幸せでありますように。